「大きく差がある」 J1長崎の高木監督、逆転負けの横浜FM戦で受け止めた“現実”
「長崎はアジアの大陸が近いのでそういう大会に出られたらいい」
そう悔やんだ高木監督は、失点を減らして勝ち点を積み重ねていくことを後半戦の改善点に挙げる。
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「我々の課題はしっかり見えている。簡単に言えば、失点が多いので減らせ、ということ。終盤になっていくと得失点差にも響いていくし、勝ち点1を取ることも我々にとっては大事。失点した後に、なんとか粘って同点あるいは逆転に結びつけていかなければいけない。
まだ技術や経験値は他チームとは大きく差がある」
J1挑戦1年目、未知の戦いに挑み続ける長崎を「今後どうしていきたいか?」と問われた高木監督は、「それは高田(明)社長に聞いてもらわないと」と前置きしつつも、自身の見解を口にした。
「結果論からして、マリノスさんと25年までなくても、クラブとしての開きはある。我々としては、ローカルのチームの良さを生かしながら、周りの人から尊敬、目標とされるチームになりたい。本音ですけど、先の話で言えば(長崎は)アジアの大陸が近いのでそういう大会に出られたらいいなと思う」
将来的に、AFCチャンピオンズリーグのような国際大会出場の“野望”を明かした高木監督。現役時代に「アジアの大砲」の異名を取った指揮官が、どのようにして長崎を次のステップへと導くのか。ここから、真のマネジメント力が問われることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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