フランクフルトが「大番狂わせ」のDFB杯優勝! 長谷部も好守でバイエルン撃破貢献
レビッチの2得点などで3-1勝利、長谷部は守備的MFでフル出場
日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトは、現地時間19日に行われたDFBポカール決勝でブンデスリーガ王者のバイエルン・ミュンヘンと対戦。クロアチア代表FWアンテ・レビッチの2得点などで3-1と勝利し、20年ぶり5度目の優勝を果たした。長谷部は守備的MFとして先発フル出場して勝利に貢献した。
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ブンデスリーガ6連覇中の王者を相手に、フランクフルトは前半11分にレビッチのゴールで先制する。後半8分にはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに同点ゴールを許し、相手に主導権を握られる展開だったが、そこから驚異の粘りを見せる。
後半37分、カウンターから抜け出したレビッチがこの日2点目をゲット。アディショナルタイムにはバイエルンがセットプレーでGKスベン・ウルライヒも攻め上がっての猛攻を仕掛けたが、フランクフルトはこれを守り抜き、リアクションからMFミヤト・ガチノビッチが持ち込んでダメ押しの3点目を奪った。
昨季はドルトムントに1-3で敗れて準優勝。2006年にもバイエルンとの決勝に挑んだが、この時は0-1で敗れていた。フランクフルトにとっては、1988年以来20年ぶりのタイトルとなった。
長谷部はMFコランタン・トリッソの決定機に体を張った守備を見せて失点を防ぐなどピンチを救い、優勝に貢献した。
フランクフルトの勝利を「大番狂わせ」と報じたドイツ公共放送「ドイチェ・ヴェレ」の試合速報では、「長谷部が素晴らしい瀬戸際タックルでチャンスを打ち消した」と称賛された。