「ゴールこそ美しい」 日本代表MF乾貴士が語る「アシストよりゴール」の哲学

エイバルMF乾貴士が、自らの哲学について語った【写真:Getty Images】
エイバルMF乾貴士が、自らの哲学について語った【写真:Getty Images】

ロシアW杯23人選出も有力視される乾、スペイン紙インタビューで自身の哲学を語る

 エイバルの日本代表FW乾貴士は、30日に行われる国際親善試合ガーナ戦の日本代表メンバーに選ばれ、ロシア・ワールドカップ(W杯)23人枠が有力視される。3シーズンを過ごしたエイバルでの最終戦を控えたタイミングでスペイン紙「マルカ」がインタビューを掲載。そこで乾は“アシストよりゴール”という積極性について口にしている。

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 乾はキャリアにおいて野洲高校での“セクシーフットボール”を皮切りに、セレッソ大阪ではMF香川真司(現ドルトムント)との連係プレーなど、チャンスメーカーとしての印象が強かった。エイバルでも左サイドの仕掛け役として存在感を放ち、FWキケ・ガルシア、FWシャルレスといった点取り屋にラストパスを送るシーンは多い。ただ本人の中では、このように考えているようだ。

「僕はゴールを奪うことに意識がいっています。ゴールに直結するパスを送る以上に、ゴールを奪うことこそ美しいと思っているので」

 エイバルに加入した2015-16シーズン、2016-17シーズンともに3ゴールを挙げている。昨季最終節にはバルセロナ相手にファインゴール2発を叩き込み、敵地カンプ・ノウを凍りつかせたのは印象深い。とはいえ本人は、まだまだ向上可能と捉えている。

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