G大阪と浦和の“東西対決”は0-0ドロー、互いに精度欠いて決定機を生かせず
日本代表に選出されたG大阪の東口、浦和の槙野と遠藤が先発出場
過酷な15連戦の最終戦は、互いにゴール前で精度を欠くゲームでスコアレスドローに終わった。19日のJ1第15節、ガンバ大阪が浦和レッズをホームに迎えたゲームは0-0で引き分けた。
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浦和はDF槙野智章とDF遠藤航、G大阪はGK東口順昭と、前日に発表された日本代表メンバーがいずれもスタメンに名を連ねた。前半は互いにプレスを厳しく掛ける展開で、なかなかゴール前に入り込めない時間が流れた。
そうしたなかで前半34分、G大阪はMF藤本淳吾のクロスをFW長沢駿が頭で合わせたが、これは浦和GK西川周作がキャッチ。逆に浦和は2分後、MF宇賀神友弥のクロスをFW興梠慎三がトラップしてシュートに持ち込んだが、飛び出してきた東口がセーブ。どちらもチャンスを生かせず無得点で前半を終えた。
後半に入るとG大阪は7分、右サイドを切り崩してマイナスのラストパスを走り込んだFW倉田秋が合わせたが枠上に外してしまい、浦和も同11分にはMF柏木陽介のパスをFW武藤雄樹が中央に折り返すと、ゴール前で触るだけの決定機で興梠はバウンドに合わせられず。互いに決定機を生かせなかった。
その後もゴール前でのコントロールミスやパスミス、シュートを打てる場面で打ち切れない場面が目立った両チームは、最後までスコアを動かすことができず。下位に低迷しているチーム同士の一戦は、両者の勢いのなさを象徴するような試合展開で0-0の引き分けで終わった。
浦和は6月にルヴァン杯プレーオフステージと天皇杯、G大阪は天皇杯のゲームを終えると7月まで完全な中断期間に入る。浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督とG大阪のレヴィー・クルピ監督は、この期間にどれだけチームの質を高めることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)