天才イニエスタの原点は「学校の校庭」 名手が告白「それが自分の本質」

バルセロナMFイニエスタは、インタビューで自身の原点について言及した【写真:Getty Images】
バルセロナMFイニエスタは、インタビューで自身の原点について言及した【写真:Getty Images】

来日への期待が高まるイニエスタ、インタビューで自身の原点やバルサに言及

 バルセロナを今季限りで退団するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。日本ではJリーグのヴィッセル神戸入団への合意報道が出るなど、来日への期待が日に日に高まっている。そんななかで本人は地元テレビ局「beINラ・リーガ」の番組インタビューに応じ、今の気持ちを語っている。

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 イニエスタは90年代後半からクラブの下部組織“ラ・マシア”で育成され、バルサB、そしてトップチームで不動の主力として君臨し続けたことは周知の通りだ。変幻自在のパスとドリブルは魔法がかかったようなプレーぶりで、世界中を驚かせてきたが、その原点についてこう語っている。

「正直に言うと、僕は学校の校庭でやってきたたくさんのことを、フットボールのスタジアムでもできたんだ。自分がやってきた環境のなかでは難しいことだと感じるけど、それが自分にとっての本質なんだと思うんだ」

 子供心を忘れずにプレーする。勝敗が全てを決めるプロの世界ではあまりにも難しいことだが、それを貫いたからこそイニエスタは“ドン・アンドレス”の愛称で世界中から愛されてもいる。ただバルサに所属し、世界の第一線で戦い続けることは難しかったと実感している。

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