中島翔哉の日本代表落選をポルトガルメディアも速報 「スカッドから外れた」
海外挑戦1年目で10得点12アシストを記録も、西野監督曰く「ポリバレントでなかった」
今季ポルトガル1部ポルティモネンセで10得点12アシストと躍動したMF中島翔哉は、18日に日本サッカー協会が発表したガーナ戦(30日)のメンバー27名から外れた。ポルトガルメディアも今季リーグベストイレブンに入った23歳の落選を伝えた。
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一つのプレーで流れを変えられる“ジョーカー”の名前は、リストになかった。
中島は今年3月のマリ戦(1-1)で代表デビューを果たすと、得意のドリブルでチャンスを創出。後半アディショナルタイムにはMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)のラストパスを、ゴール手前で待ち構えていた中島が流し込んで同点ゴールを奪った。
代表デビュー戦で鮮烈なインパクトを残したが、今回発表されたガーナ戦の招集27人からは選外。西野朗監督は基本的にこの中から最終メンバー23名を選ぶ意向を示しており、怪我人などのアクシデントがない限り、中島のロシア行きは実質消滅したことになる。
指揮官は会見で中島不選出の理由を問われると、「1年間ポルトガルのリーグで結果を出した」と評価したうえで、「ただ、ポリバレントではなかった」と戦力のバランスを重視したためだと話した。
ポルトガル大手メディア「A Bola」は、「ナカジマは日本のスカッドから外れた」と見出しで報じている。「ケイスケ・ホンダとシンジ・カガワを含む17人の海外組が選ばれた」として日本の招集メンバー27名も紹介された。
今季のポルトガルリーグのベストイレブンにも選ばれた中島。メンバーに入ればW杯で「楽しくプレーできればいい」と意気込みを語っていたが、そのテクニックをロシアの地で見ることはできないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)