日本代表、W杯最終候補27名からの落選者は? 中島ら3月ハリルJの8名、19歳堂安も招集外
中島の落選理由は「ポリバレントではなかった」
今季のポルトガルリーグで10得点12アシストと活躍し、3月のベルギー遠征でA代表デビューを果たした中島については、「ポリバレントではなかった」と落選理由を説明。原口元気や宇佐美貴史(いずれもデュッセルドルフ)、乾貴士(エイバル)など多くのアタッカーが揃うなかで、それを上回る決定打がなかったと判断したようだ。
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そして小林は当初ガーナ戦の招集リストにも入っていたが、負傷により35人の予備登録メンバーからも外れたという。
その他に日本代表の出場歴が多いGK西川周作(浦和レッズ)や度重なる負傷から復帰したMF清武弘嗣(セレッソ大阪)ら実力者も落選。また、昨年12月のE-1選手権でデビューし、ジョーカーとして推す声もあったFW伊東純也(柏レイソル)の名前も呼ばれなかった。
そして未招集組の“サプライズ枠”として、最も注目されていたのが19歳MF堂安律だろう。今季加入したオランダのフローニンゲンで、リーグ戦29試合9ゴール4アシストと活躍。同クラブに所属した10代選手としては、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)らわずか3人しか成し遂げていない8ゴール以上をクリアし、クラブの今季MVPとして表彰されるなど、今まさに“旬”のアタッカーだが初招集は叶わなかった。
会見で「バックアッパーの状況を見て、必要なら差し替えたい」としていた西野監督。ガーナ戦に向けた27名から落選した実力者たちが、大逆転でロシアW杯出場の切符をつかむことはあるのだろうか。
主な落選者は以下のとおり。
DF
森重真人(FC東京)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
MF
森岡亮太(アンデルレヒト)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
堂安 律(フローニンゲン)
FW
久保裕也(ヘント)
中島翔哉(ポルティモネンセ)
杉本健勇(セレッソ大阪)
小林悠(川崎フロンターレ)
伊東純也(柏レイソル)
(FOOTBALL ZONE編集部)