イングランド代表、W杯23人発表動画に賛否噴出 再生280万超の反響も「奇妙」
イングランド代表、16日に23人のメンバー発表 作り込んだ動画に批判も
イングランドサッカー協会(FA)は16日、6月に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた23人を発表した。イングランド代表の公式ツイッターでは、作り込まれたメンバー発表の動画を公開。2分近くにわたるお洒落な内容に再生回数280万回を超えるなど大きな反響を呼んでいるが、伝統的な方法から逸脱しているとして、ファンの間で賛否両論が巻き起こっているという。
イングランド代表は16日にロシアW杯のメンバー23人を発表され、FWハリー・ケインやMFデレ・アリらトットナム勢から最多5人が選出。レスターでFW岡崎慎司と共闘するFWジェイミー・バーディも名を連ね、自身初のW杯挑戦が決まった。
DFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)、MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)らも順当に招集された一方、GKジョー・ハート(ウエスト・ハム)やMFジャック・ウィルシャー(アーセナル)らが落選している。
イングランド代表の公式ツイッターでは、単に選出メンバーの名前を文字で伝えるのではなく、若いファンが様々な場所や状況で名前を読み上げるという動画を公開。ウェンブリーで撮影されたという映像は2分近くあり、280万回以上も再生されている。
そんななか、「イングランド代表のW杯メンバー発表動画、ファンに酷評される」と伝えたのは英スポーツメディア「SportsJOE」だ。若いファンが招集する選手の名前を一人一人呼んでいくという方法について、「従来のようにシートから名前を読み上げるような発表とは大きく異なるアプローチ」と指摘。そのうえで、「伝統的な方法から逸脱するため、多くのファンは否定的な反応を示した」と伝えている。
「最高に素晴らしい動画だ」と称賛するコメントがあった一方、「これは史上最悪のメンバー発表の方法だ」「奇妙なメンバー発表」「悪いのはビデオ、それとも布陣?」など批判的な声も多く上がっている。