ナポリ、ベニテス監督後任に前エンポリ指揮官が就任 1部残留の手腕評価

戦力の乏しいエンポリを1部残留へと導いた知将

 セリエAのナポリが来季新監督に今季エンポリを率いた知将マウリツィオ・サーリ監督を招聘(しょうへい)することが決まった。地元衛星放送「スカイ・イタリア」が報じたもの。
 サーリ監督は、今季セリエBから昇格したエンポリにポゼッションを高めるパスサッカーを導入。戦力的に乏しい中で15位と1部残留に成功し、一気に評価を高めていた。ACミランの次期監督候補者にも挙がっていたが、ラファエル・ベニテス監督がレアル・マドリードへと移籍したナポリが動いた。
 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、既に現地 入りしている指揮官と6日に会談。補強戦略などを練ることになるという。
 サーリ監督は1年契約で年俸150万ユーロ(2億1000万円)。さらに、2年目延長のオプションも含まれているという。今季5位に終わったチームを来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内に導くことが使命となる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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