モウリーニョ監督、今季無冠で選手との間に溝 元ポルトガル代表デコが恩師を擁護

デコ氏(右)が恩師・モウリーニョ監督(左)を擁護【写真:Getty Images】
デコ氏(右)が恩師・モウリーニョ監督(左)を擁護【写真:Getty Images】

出場機会の少ないラッシュフォードやマルシアルらが起用に不満

 ポルトガルの強豪FCポルトやスペインの名門バルセロナで活躍した元ポルトガル代表MFデコ氏が、選手との対立があとを絶たない恩師ジョゼ・モウリーニョ監督(マンチェスター・ユナイテッド)を「彼は一貫して変わらない」と擁護している。英公共放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 FCポルトでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験し、その後にチェルシーやインテル、レアル・マドリードといったビッグクラブでタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督。圧倒的な実績とカリスマ性がある一方で、その強烈な物言いなどから選手との対立もあとを絶たない。

 今季ユナイテッドでは無冠に終わったが、出場機会の少ないイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやフランス代表FWアンソニー・マルシアルらが不満を持ち、移籍を希望していると伝えられている。少しずつだが選手との間に溝ができ始めているようだ。

 こうした状況でポルトガル人指揮官を擁護しているのが、かつてポルトでともにビッグイヤーを掲げた同胞のデコ氏だ。

「彼はいつだって変わらない。彼は彼の仕事をやっている。監督と選手の間で問題が起こるのは普通のことだ。そのことは彼が一番よく分かっている」

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