酒井同僚の仏代表MFに悲劇…EL決勝で強行出場も涙の交代 W杯落選か「希望に大打撃」
マルセイユMFパイェ、負傷を押してEL決勝に出場も続行不可能で前半途中に交代
日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユでプレーするフランス代表MFディミトリ・パイェは、現地時間16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝のアトレチコ・マドリード戦で負傷を押して先発出場したが、31分であえなく交代。チームも0-3で敗れてタイトル獲得を逃しただけでなく、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場にも大きな影響を及ぼす大打撃となりそうだ。
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試合はアトレチコがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで前半21分に先制する。大腿部の怪我を抱えながらピッチに立ってパイェだが、0-1で迎えた31分にプレー続行が不可能となりMFマキシム・ロペスと途中交代を余儀なくされた。
パイェはピッチを去る際には涙を流し、同胞FWグリーズマンは気遣いの言葉をかけている。攻撃のキーマンを失ったマルセイユは後半にさらに2失点し、0-3で完敗。初優勝は叶わなかった。
31歳のアタッカーは今季リーグ戦31試合で6得点14アシストを記録。ELでも3得点7アシストを記録して決勝進出に大きく貢献していた。
フランス代表としては、2016年の欧州選手権で準優勝の立役者となった。しかし、負傷の程度によっては6月までの復帰は絶望的となる。昨年10月以降は代表から遠ざかっているが、そこへさらに追い打ちをかけるような状況となった。
英公共放送局「BBC」も「パイェの希望に大打撃」と見出しを打ち、「この負傷は彼が(ロシアW杯)本大会でプレーするチャンスに終わりを告げることになるかもしれない」と悲劇を報じた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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