「さらば、KSK」 本田圭佑、メキシコメディアが惜別「永遠のサヨナラに…」
本田が退団の可能性を示唆、去就注目のメキシコメディアも別れのメッセージ
日本代表FW本田圭佑は、今年6月でパチューカとの契約が満了となる。スペイン、アメリカ、オーストラリア、日本など様々な移籍先候補が報じられるなか、メキシコメディアは退団を覚悟して「アディオス、KSK」と日本人アタッカーに別れを告げている。
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本田は2018年からスタートしたリーガMX(メキシコリーグ)後期リーグで圧巻のパフォーマンスを披露。7得点7アシストといずれもチームトップの成績を残し、チームの攻撃を力強く牽引した。惜しくも優勝決定プレーオフに進出できる8位以内に一歩及ばず、4月28日に行われた最終節アトラス戦(0-0)でシーズン終了となったが、メキシコ挑戦1年目で確かな足跡を残した。
本田は5月3日に帰国してトレーニングを再開。J2東京ヴェルディの練習に参加するなどロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて調整を続けているが、今年6月で現行の契約が切れるため、来季の所属クラブは不透明な状況となっている。
本田は27日に自身のツイッターで、「親愛なるメキシコの人々へ。僕は自分自身で考えていることの一部分を共有したいと思う。パチューカを去る可能性もあるけど、それは金銭的理由ではない。現時点で僕はクラブと交渉していない。僕は1年前にクラブと契約した時も、この決定のもとで行なっていたのだから」とパチューカ退団の可能性を示唆する投稿を行っていた。
メキシコメディア「Criterio Hidalgo」は、「アディオス、KSK」(さらば、本田)と見出しを立てて特集。パチューカのフロントが慰留しようとオファーの見直しも視野にいれたが、本田は心を痛めながらも決断は「NO」だったと記している。
「ケイスケとパチューカの道が将来一緒になるのか、それとも永遠のサヨナラになるのか、見守ろう」
わずか1年で“リーガMXの顔”となった本田の去就だけに、地元メキシコメディアもその行く末が気になるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)