日本はなぜ静か? W杯予備登録非公表の背景を韓国誌推察「ただでさえハリル更迭に…」
ハリル解任を“超強気”と表現しつつ、「ライバル国に不要な情報を与える」と分析
6月にロシア・ワールドカップ(W杯)を控えるなか、出場国が予備登録メンバーや最終登録メンバー23人を発表し始めている。日本代表は予備登録メンバー35人のリストを公表せず、31日に23人を発表する見込みだ。そんな日本に対して、韓国サッカー専門誌「ベストイレブン」は「ハリルを更迭させる超強気を貫いた日本は、なぜ静かなのか?」と疑問を投げかけ、分析を加えている。
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バヒド・ハリルホジッチ監督が電撃解任され、後任に西野朗監督が決定した日本代表。ロシアW杯に出場する32カ国は、予備登録メンバー35人のリストを14日までに国際サッカー連盟(FIFA)に提出する決まりとなっている一方、その発表は各国サッカー協会の判断に委ねられている。日本は予備登録メンバーを発表せず、30日に行われる国内壮行試合のガーナ戦を終え、翌31日に本大会メンバー23人を発表する運びとなっている。
日本の慎重な動きに対して、韓国誌「ベストイレブン」は「W杯に出場するチームがそれぞれの予備登録メンバーを発表して盛り上げている。ところが、日本は静かである」と言及。さらに「本大会2カ月前にハリルホジッチ監督を更迭させる超強気を貫いた日本は、なぜ静かなのか?」と投げかけている。
その理由の一つとして、「日本代表の周辺の慌しい雰囲気を意識しているようだ」と指摘。指揮官の交代で選考の基準が変わった可能性が高いとしながら、「この時期にリストを公開すれば、ただでさえハリル更迭のニュースに喜色しているライバル国に不要な情報を与える」と分析を加えた。
30日のガーナ戦について「最終テストの舞台という点で、日本メディアの大きな注目を集める」と見ている。韓国メディアも日本代表の動向に強い関心を寄せているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)