モイーズ監督、ウェストハム退団決定 残留ノルマ達成を自賛「ペップでさえもう少し…」
降格圏のチームを13位に押し上げフィニッシュ 10日以内に新監督が発表の見込み
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、今季限りで退任することが決定した。チームをプレミアリーグ残留に導いたが、契約通り6カ月でクラブを離れるという。英公共放送「BBC」が指揮官のコメントとともに報じている。
モイーズ監督は昨年11月にスラベン・ビリッチ前監督の後任として招聘された。就任当時は18位と降格圏に沈んでいたが、そこから立て直して13位まで浮上してシーズンを終えた。
残留というノルマを果たし、モイーズ監督はお役御免となった。クラブのオーナーであるデイビッド・サリヴァン氏は「新たな方向へと向かうのにふさわしい時だ」と語り、監督交代を決断。10日以内には新しい監督を発表する意向であることを明かした。
退任が決まったモイーズ監督は、「我々はより良くなるようにトライしてきた。他の監督が6カ月という帰還でこれほどの大きな違いを作れたかは分からない」とコメント。降格圏から抜け出して残留をつかみ取ったことに大きな手応えを掴んでいる様子だ
さらに、スコットランド人指揮官は「ペップ・グアルディオラでさえ、チームのことをきちんと理解するにはもう少し時間がかかるだろうね」と自らの手腕に自信をのぞかせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1