ガラスの天才、イングランド代表W杯メンバー落選が判明 監督が直接通達と英報道
アーセナルMFウィルシャー、3月に1年9カ月ぶり代表招集もW杯出場は叶わず
ワールドカップ(W杯)出場を熱望していた男の願いは叶わなかった。アーセナルのMFジャック・ウィルシャーはイングランド代表を率いるギャレス・サウスゲイト監督からロシア大会のメンバーから外れると通告されたことが分かった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」などが報じた。
度重なる怪我に悩まされてきた“ガラスの天才”ウィルシャーは、3月に行われた国際親善試合のオランダ戦とイタリア戦で約1年9カ月ぶりに代表に招集された。
しかし、この時も負傷で離脱を余儀なくされ貴重なアピールの場を棒に振っていた。2016年欧州選手権のベスト16でアイスランドに1-2で敗れた一戦が代表選手として最後のピッチとなっている。
今季アーセナルでは公式戦38試合に出場し2得点を決めたが、シーズン終盤は欠場が多くなっていた。サウスゲイト監督を納得させるパフォーマンスではなかったようだ。指揮官から直接、ウィルシャーにW杯メンバー落選が告げられたという。ウィルシャーの代わりに選ばれるのはマンチェスター・シティのMFファビアン・デルフだと記事では報じられている。
イングランドでは今季ウェストハムでプレーしていたGKジョー・ハートも落選となることが伝えられている。23人の枠を巡る争いは熾烈を極めている。イングランドは現地時間16日に本登録メンバー23名が発表される予定となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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