欧州挑戦“失敗FW”ガビゴル、滑稽なシミュレーションをファン酷評 「不愉快」「醜い」
リオ五輪金メダルに貢献もインテル&ベンフィカで不発 母国での大根役者ぶりが話題に
2016年のリオデジャネイロ五輪で、ブラジル男子史上初の金メダル獲得に貢献したガビゴルことFWガブリエル・バルボサは、今年1月から古巣サントスに期限付き移籍で復帰。背番号10をつけて、攻撃陣の中核として期待を背負っている。現地時間13日に行われた本拠地パラナ戦では2ゴールを奪い、3-1勝利の立役者となったが、後半に起きたあまりにも滑稽なシミュレーションが話題となっている。
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ガビゴルはリオ五輪後に、イタリアの名門インテルに鳴り物入りで移籍。日本代表DF長友佑都(現ガラタサライ)ともチームメイトとなり、初の欧州進出でさらなる飛躍が期待されたが、1年目はセリエAで9試合1得点と全くの期待ハズレに終わった。そして17年夏にポルトガルのベンフィカへ期限付き移籍するが、そこでも出場機会を得られず、わずか1試合の出場のみ。今年1月から古巣サントスに戻り、プレーしている。
10番を背負う21歳のFWは、このパラナ戦で持ち前の得点嗅覚を示した。1-0とサントスがリードして迎えた後半14分、フリーで相手ゴール前に走り込み、左からのクロスをヘディングシュートで決めると、同31分にも左サイドをFWアルトゥール・ゴメスが突破したタイミングを見計らい、相手ゴール前でマーカーの視界から消えてフリーに。最後はグラウンダーのクロスを左足で丁寧に流し込んだ。
勝利に導く2ゴールを決めたものの、この試合で現地メディアの注目を集めたのは、1点目を決める5分前に起きたワンシーンだった。敵陣右サイドから出た縦パスに反応したガビゴルだったが、ボールはペナルティーエリア内に入ったところで相手DFラヤンが左足でカット。だがトラップが少し大きくなったところをガビゴルは見逃さず、後方から左足をチョンと出してボールに触ることに成功した。
このままドリブル開始かと思われた瞬間、ガビゴルは伸ばした左足が相手にかかったと主張するかのような“演技”で、ペナルティーエリア内で豪快に転倒。だが後方からの映像で見る限り、ラヤンがカットされた瞬間に出した右足はガビゴルの体に全く触れていなかった。