CL優勝でサラーのレアル移籍が加速? リバプールとの“約束”をスペインメディア報道
今季32得点のプレミア得点王を巡る去就報道が過熱
プレミアリーグ最終節が13日に行われ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが今季32得点目を決めて、元イングランド代表FWアラン・シアラー、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現レアル・マドリード)、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ)の3人が持っていた31ゴールのプレミアリーグ得点記録を更新。2年連続でゴールデンブーツ賞を受賞したイングランド代表FWハリー・ケイン(トットナム)らを退けて、今季得点王に輝いた。
そんなサラーには、今季途中からレアル・マドリード(スペイン)移籍の可能性が浮上しているが、スペインメディア「ドン・バロン」はリバプール側とある約束を交わしたと報じている。
現在レアルでは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの去就が不透明となっており、エースのロナウドも33歳とキャリアの終盤に差しかかっている。来季に向けて新たなワールドクラスのスコアラーが必要とされており、白羽の矢が立ったのがサラーだった。
そして同メディアは、もし26日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の直接対決でリバプールが勝てば、サラーのレアルへの移籍話が本格化すると見ている。
昨夏、ローマからリバプールに移籍したサラーは、加入1シーズン目にして公式戦通算44得点を記録。リーグ戦では、出場した36試合で32得点10アシストという圧倒的な数字を残した。そんなサラーに対し、レアル側が移籍金2億ポンド(約298億円)のオファーを出す可能性が伝えられていたが、一方ではリバプール側が報酬倍額の新契約を用意し、引き留めに近づいているとも報じられていた。
果たして、リバプールの新エースがCL決勝で戦うレアルに今夏移籍するという衝撃の展開を迎えることはあるのか。欧州ナンバーワンの座を懸けた運命の一戦を前に、サラーの去就報道も熱を帯びている。
(FOOTBALL ZONE編集部)