ユベントスのエブラ、遺恨のあったスアレスと握手へ 「過去は過去」

注目を浴びる2人

 ユベントスのDFパトリス・エブラは、以前に差別的発言を受けて遺恨のあったバルセロナFWルイス・スアレスとの間に問題はないと主張した。UEFAチャンピオンズリーグ決勝の試合前に握手も行うと明言したと、英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 2011年10月、リバプール対マンチェスター・ユナイテッドのリーグ戦でスアレス(当時リバプール)から肌の色を攻撃されるような人種差別的発言を受けたとエブラが主張。その後の調査により、スアレスは8試合の出場停止処分を受けていた。2012年2月にユナイテッドホームで行われた同カードでは、スアレスがエブラとの握手 を拒否し、エブラが怒りをあらわにする一幕もあった。
 翌2012-13シーズンの対戦時には握手を交わしているが、CLを前に2人の関係に再び注目が集まっている。
 エブラは、この問題について英民間放送局「ITV」に対して言葉を残している。
「彼に謝ってほしいと思わない。何の問題もないよ。僕らは試合するんだ。彼とは握手するよ。彼と親友になることはないが、それとこれとは関係ない。
 過去は過去、僕は自分の肌の色に誇りを持っている。マンチェスター時代にそうしたように、彼と握手する。僕の相手はバルセロナで、スアレスじゃない」

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