「聞きたくなかった」 INAC岩渕、エースの自覚が口にさせた“ノーゴール脱却宣言”
浦和L戦で骨折した鼻の手術後初出場 得意のドリブル突破で健在ぶりを示す
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のINAC神戸レオネッサは、12日のリーグ第6節・浦和レッズレディース戦に4-2で勝利した。FW岩渕真奈は4月の女子アジアカップで骨折した鼻の手術後初の公式戦となったが、好調なチーム状況を歓迎する一方で、「自分が取っていないので」とリーグ戦ノーゴールからの脱却を誓った。
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岩渕はなでしこジャパン(日本女子代表)の一員として、4月にヨルダンで行われた女子アジアカップに出場。全5試合にフル出場、2ゴールの活躍で来年のフランス女子ワールドカップ出場権獲得&大会連覇に貢献し、見事に大会MVPに輝いた。
しかし、帰国後の4月24日にグループリーグの韓国戦で相手選手に肘打ちを受けていた鼻が骨折と診断され、手術を受けることを発表。チーム練習に合流したのは浦和L戦の週始めからで、それまでは室内でエアロバイクをこぐ程度だったという。
それでも、後半18分にMF増矢理花に代わってピッチに立つと、途中から透明のフェイスガードを外し、カットインやシザースフェイントなど得意のドリブル突破を連発。実戦から離れていたブランクを感じさせず、何度も相手ゴールに襲いかかった。