なぜイングランド黄金世代は崩壊? 元代表DFが明かす真相「ライバル関係に殺された」
ベッカムら黄金世代とプレーしてきたDFファーディナンドがイングランド代表に言及
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、イングランド代表の“伸び悩み”について語った。英紙「ザ・サン」は「クラブのライバル関係がイングランドの黄金世代を殺した」と報じている。
“スリーライオンズ”の愛称で呼ばれるイングランド代表は、フットボールの発祥地とされながらも、1966年の母国開催となったイングランド・ワールドカップ(W杯)以来、国際大会での優勝がない。また、近年でも1996年にイングランドで行われた欧州選手権(EURO)のベスト4が最高成績と、国民が求める結果を残すことができていない。
そんなイングランド代表のなかで、ファーディナンドは1997年から2011年までプレー。DFジョン・テリーやMFフランク・ランパード、MFスティーブン・ジェラード、DFアシュリー・コール、そしてMFポール・スコールズやMFデイビット・ベッカム、FWウェイン・ルーニー(現エバートン)など、世界的スターたちと同じ時代を過ごしてきた。
しかし、2002年の日韓W杯では優勝したブラジルに準々決勝で敗れると、04年の欧州選手権、06年のドイツW杯ではともに準々決勝でポルトガルにPK負け。また08年の欧州選手権には参加することさえできなかった。
記事では、代表通算81試合出場を誇るファーディナンドが英紙「ザ・タイムズ」のインタビューに答えた内容を引用。クラブ間のライバル関係がイングランド代表のチャンスを台無しにしたと明かしている。
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