バルサが誇る最強3トップ

　バルセロナのブラジル代表FWネイマールが欧州チャンピオンズリーグ決勝を前に試合への意気込みを語っている。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに構成する3トップ、“MSN”活躍の秘訣も語った。英国営放送「BBC」などが伝えている。

　今季、メッシ、スアレス、ネイマールの3選手は、合わせてシーズン120得点というスペイン記録を樹立するなど驚異的な成績を残した。ネイマールは最強3トップが躍動した要因を以下のように語っている。

「レオとルイスは並外れた選手で、非常に高いレベルでプレーしている。成功している要因は僕らの友情だと思う。僕らはピッチの中でも外でも最高のトモダチで、それが大きな助けとなっている」

　ネイマールは含めたこの“トリデンテ”は、6日（日本時間7日）にユベントスとのチャンピオンズリーグ決勝に臨む。23歳のブラジル代表はリーグ戦、国内カップとの3冠をかけて戦う自身初の舞台について「6歳か7歳のころから夢見てきた。遂にこの時がやって来た」と、強い思い入れがあることを明かした。

「これまでにも多くのファイナルを経験してきたが、この試合は僕のキャリアの中でも最も重要なものになるだろう。いや、人生で最も重要な試合だ。子供の頃からの夢だった。この試合を楽しみたいね」

　自国開催のワールドカップでの屈辱、背中の負傷など苦境を乗り越えたブラジルの至宝は、ユベントス撃破で最高のフィナーレを迎えることが出来るだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images