名将ベンゲル、アーセナル最終戦で監督業続行を再宣言 「フットボールに“病みつき”」
「一つのステージが終わりを迎えた」
「もちろん1235試合も同じクラブでやれて、とてもエモーショナルだったよ。それを楽しむためには勝つことだった。フットボールで勝つことが私を、そして選手たちを幸せにしたんだ。私は寂しいよ。一つのステージが終わりを迎えた。全員が上手くいってほしいし、ファンは最後まで偉大で、クラブも未来を上手くいってほしいね」
指揮官はアーセナルでの日々に別れを告げるとともに、今後についてはこう言い切った。
「私はフットボール界に留まるつもりだ。それは監督かそうではないかは定かではないが、私はフットボールに“病みつき”だし、それが治癒するとは思えないからね」
“病みつき”という表現を使ってフットボールへの情熱を語るあたり、まだまだモチベーションは高そうだ。攻撃サッカーを築き上げるベンゲル監督の姿は、今後もまた目にできるか。