宇佐美が1ゴール、2部逆転優勝に貢献! デュッセルドルフ、天王山終盤に決勝点の劇的ドラマ
首位ニュルンベルク戦、後半アディショナルタイムの一撃でデュッセルドルフが逆転勝利
日本代表FW宇佐美貴史と原口元気の所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフは12日、優勝を懸けて首位ニュルンベルクとの天王山に臨んだ。白星が最低条件というなかで宇佐美が今季8得点目を決めるなど3-2で勝利。後半アディショナルタイムに決勝点を奪う劇的な展開で逆転優勝を決めた。宇佐美はフル出場、原口は後半31分までプレーした。
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すでに来季の1部昇格を決めているデュッセルドルフだが、前節2位に転落。最終節が首位ニュルンベルクと直接対決となったが、前半12分までに2点のビハインドを背負う苦しい展開を強いられてしまう。
ニュルンベルクは開始6分に直接FKをGKが弾いたところにDFゲオルク・マルクライターが蹴り込んで先制。同12分には右サイドからのクロスをDFティム・ライボルトがダイレクトボレーで蹴り込んだ。
同28分には原口のヘディングシュートがゴールラインを割ったようにも見えたが、ニュルンベルクの守護神GKファブアン・ブレドロフが左ポストに当たったボールをなんとか掻き出すファインセーブを見せた。こぼれ球をフリーのFWロヴェン・ヘニングスが詰めたが、立て続けにセーブされた。
それでも同37分には左サイドのDFニコ・ギーセルマンのクロスをペナルティエリア内の宇佐美が頭で押し込み1点を返した。宇佐美は4月15日のハイデンハイム戦(1-3)以来4試合ぶりとなる今季8点目。逆転優勝のためには勝利が最低条件のなかで貴重な追撃弾となった。
後半14分には先制点をアシストしたギーセルマンがゴール左上隅を射抜正確なミドルシュートを決めてデュッセルドルフが同点に追いついた。
あと1点が必要なデュッセルドルフは終盤に猛攻。そして後半アディショナルタイム1分、セットプレーの二次攻撃から最後はDFカーン・アイハンが決勝ゴールを挙げた。
3-2で勝利を収めたデュッセルドルフは逆転で首位に返り咲き、2部優勝のタイトルを手にした。