ネイマール、CL決勝は「人生かけた試合」、MSNの「マジック」で栄冠つかめるか
「小さな時から夢に見ていた舞台」
バルセロナのブラジル代表FWネイマールが“MSN”と呼ばれる最強3トップについて、「マジック」と自画自賛している。ブラジルのテレビ局「グロボ・エスポルテ」に語ったもの。
アルゼンチン代表リオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ネイマールの3選手は公式戦合計120得点という衝撃の破壊力を見せつけた。
いずれも今年行われるコパ・アメリカで覇権を争うライバル国のエースだが、ネイマールは「僕たちのように3カ国の南米のライバルが、自分たちほどうまく共存できるのはほとんど見ることができない。でも、僕たちは攻撃面で密接な関係にいる。一緒にプレーすることで楽しんでいるし、マジックが増えるんだ」と語っている。
ゴール前でもより確率の高い相手がいれば、迷わずボールを託す。3人のピッチ内外での親密さがフィールド上で魔法を演出し、120ゴールという衝撃の結末を導いたのだと、ネイマールは語る。
そんな世界最強のトリデンテを頂点に抱くバルセロナは6日にベルリンで行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝ユベントス戦で3冠を目指す。
「これは僕の人生をかけた試合になるだろう。間違いない。全選手が夢見る決勝で、バルサの一員としてプレーすることになる。勝つためにベストを誓う。僕は小さな時から夢に見ていた舞台なんだ。そして、夢は現実になろうとしている。クラブにとってのW杯になる。トロフィーを勝ち取りたいね」
ネイマールは一世一代の大舞台に全てをかける。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1