ファルカオがプレミア残留を熱望 チェルシー移籍が加速へ

「数週間のうちに決断する」

 マンチェスター・ユナイテッドを今季限りで退団するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが来季もプレミア残留を熱望している。英地元紙「デイリー・テレグラフ」は、今夏のチェルシー移籍が加速していると報じた。
 今季モナコから期限付き移籍でユナイテッドに鳴り物入りで加入したが、リーグ戦4得点と期待外れに終わった。ルイス・ファン・ハール監督の信頼を手にできず、ユナイテッドは買い取りオプションの行使を見送る方針を明らかにしている。
 ファルカオは、チリで行われるコパ・アメリカでコロンビア代表の主将を務めることになった 。その大会初戦となる6月14日(現地時間)のベネズエラ戦までに去就問題を決着させることを望んでいる。
「僕の次のクラブにはたくさんの観測が存在しているけれど、落ち着いていたい。僕はイングランドでプレーを続けたいと思っている。数週間のうちには決断することになる」
 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季限りで退団するFWディディエ・ドログバの後釜としてファルカオが「格安」だと考えているようだ。指揮官と、ファルカオは同じジョルジュ・メンデス代理人と契約しており、その関係から移籍の実現性は高いとみられている。モナコはレンタル料に500万ポンド(約9億5000万円)を要求しており、現在クラブ間中交渉だという。
【了】
サッカーマガジンゾーンウ ェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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