日本代表MF乾貴士、エイバルでの3年間に“惜別ツイート” 「自分の一生の宝物です!!」
本拠地ラストゲームで絶妙なスルーパスを決めて勝利に貢献
エイバルの日本代表MF乾貴士は、現地時間12日のリーガ・エスパニョーラ第37節のラス・パルマス戦(1-0)に先発出場。決勝ゴールを演出するなど勝利に貢献した。試合後には似顔絵が施された横断幕を持ってスタンド前で記念撮影し、チームメイトからも胴上げされるなど、本拠地ラストゲームを心に刻んでいたが、13日にツイッターで「自分の一生の宝物です!!」とエイバルでの3年間を振り返った。
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乾はラス・パルマス戦の前半5分、左サイドでボールを持つと前線に抜け出したチリ代表FWファビアン・オレジャナに絶妙なスルーパス。これをオレジャナがゴール前で反転しながら相手を引きつけてさばき、最後はFWシャルレスが流し込んで先制点が生まれた。試合はそのまま1-0でエイバルが勝利して今季14勝目を挙げたが、この日は乾にとって特別なゲームとなった。
2015年にフランクフルトからエイバルに完全移籍した乾。憧れだったスペインに活躍の場を移し、名門バルセロナからもゴールを奪うなど、“日本人が活躍できない”と言われてきた世界最高峰のリーグで確かな足跡を残した。
エイバルは契約延長を模索していたが、乾は今季限りでの退団を決意。現地紙の報道だけでなく、自身のツイッターでもその旨を綴っており、ラス・パルマス戦が本拠地エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルアでのラストゲームとなった。
乾は13日に自身のツイッターを更新し、3年間の思いをしたためた。