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去就問題が騒がれるディ・マリアが残留を宣言 「マンUに戻るつもりだ」
新天地で待っていた苦境
マンチェスター・ユナイテッドのMFアンヘル・ディ・マリアが、パリ・サンジェルマンへの移籍話など去就問題が浮上する中で残留を宣言したと、英地元紙「サン」が報じている。
アルゼンチン代表の一員としてコパアメリカを戦うディ・マリアは不退転の決意を示した。
「マンチェスター・ユナイテッドでの1年目を終えたばかり。個人的には厳しいシーズンだった。初めての国で違うリーグだったので難しさがあったと思う。このリーグはスペインリーグよりも難しい。思い通りに適応できなかった」
今季、6000万ポンド(約114億円)という英国史上最高額の移籍金でレアル・マドリードからユナイテッドに加入した。そのウインガーは序盤戦こそ、ドリブルとクロスで違いを見せる活躍を見せたが、終盤戦に入ってルイス・ファン・ハール監督からの信頼を失った。3月4日のニューカッスル戦以降の公式戦で11試合先発出場ができなかった。
新天地の適応の難しさを振り返ったディ・マリアは、「これからコパアメリカを戦うことになるけれど、来季マンチェスターに戻るつもりだ。ベストを尽くしたい」と語ったという。
昨年も獲得に乗り出したPSGに加え、バイエルン・ミュンヘンも獲得に乗り出している中、ドリブラーは残留の意向を表明した。
切れ味鋭いディ・マリアのドリブル突破だが、失敗すればカウンターの危険も伴う。来季は、とかくボールロストを嫌がるファン・ハール監督の信頼を再び手にすることができるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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