「数人の最終的なコンディション」 西野新監督、W杯メンバー選考の“最終段階”に言及
改めて招集歴のあるメンバーからの選考を明言「この短期間ではなかなか難しい」
日本代表の西野朗新監督は、13日に行われた浦和レッズ対サガン鳥栖戦を現地視察。スコアレスドローに終わった試合を「両チームかなり疲労を感じるようなゲームでしたね」と振り返りつつ、14日に締め切りを迎えるロシア・ワールドカップ(W杯)予備登録メンバー35人について、「数人の最終的なコンディション」と残された時間ですり合わせを行うことを示唆した。
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12日には、足首の負傷で約3カ月実戦から遠ざかっていたドルトムントのMF香川真司がホッフェンハイム戦(1-3)で復帰。そのことについて問われると、「いきなりドイツですか?」と苦笑しつつ、長年にわたって日本代表の10番を背負ってきたアタッカーについて言及した。
「最終戦のああいう時間帯ということで、戦況もありましたし、本人もあまりプレー的には、というコメントはしていたようですが、ピッチに立ったということは、(前回の出場から)3カ月経ってますけど、良かったと思います」
14日に締め切りを迎えるW杯予備登録メンバー35人については、「基本的には出さない(発表しない)」方針だという。一部では本大会メンバー23人の発表が、予定されている5月31日よりも遅くなるとの報道がなされたが、「最終は31になると思います」と明言。改めて、基本的にはこれまで招集されてきたメンバーの中から選考を行うことを明かした。
「(メンバーは)ばっちりは決まってません、正直。最後に合わせないといけないし、(他のスタッフの)意見を聞きたいところもあるので。現時点で確定しているということではないです。いろんなグループのなかでパフォーマンスを出すには、この短期間では(新しい選手を呼ぶのは)なかなか難しい。そういうなかで、基本的には今まで代表に参加した選手がベースになっていく。本当数人の最終的なコンディションと、これから本戦に入っていくなかでのトップパフォーマンスが出るか出ないかの判断をしなければならない」
果たして、“西野ジャパン”には最終的にどのような顔ぶれが並ぶことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)