「今はすごく楽しい」 INAC京川舞、FW起用で蘇ったゴール嗅覚と“一瞬の感覚”
「ブチさんが戻ってきたらもっと厳しい争いになると思うので…」
鈴木俊監督やキャプテンのMF中島依美によれば、オフにベテラン選手が抜けたことで、京川や仲田といった中堅から若手選手に「自分がやらなきゃ」という自覚が芽生えたという。
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5月6日の前節マイナビベガルタ仙台レディース戦(4-0)に続く2試合連続ゴールを挙げた京川だが、さらなるステップアップのためにはもちろん課題もある。浦和L戦の前半36分にはハットトリックのチャンスが巡ってきたが、左サイドからのクロスをワントラップしたために、シュートをブロックされてしまった。女子アジアカップで大会MVPに輝いたFW岩渕真奈も鼻の骨折から戦列に復帰しただけに、“決め切る力”は試合に出続けるためには必要不可欠となる。
「あの場面はダイレクトで打とうかな、と迷って。やめてトゥーキックで相手が嫌がる感じでシュートを打とうとしたんですけど。考えると上手くいかないので、考えすぎない方がいいのかな(苦笑)。(4月29日のリーグ第3節)ノジマ戦では(FW道上)彩花が出て点を決めて、今回は自分が代わって点を決めた。ブチさん(岩渕)が戻ってきたらもっと厳しい争いになると思うので、ゴールは狙っていきたいですね」