香川、リーグ最終節で後半途中から12試合ぶりに出場 1-3敗戦も来季CL出場権確保
後半途中からピッチに立った香川、2月10日のハンブルガー戦以来のプレー
ドルトムントのMF香川真司は12日に行われたブンデスリーガ最終節の敵地ホッフェンハイム戦で2試合ぶりにベンチ入りを果たし、後半29分から途中出場し、約3ヶ月ぶりにピッチに立った。チームは1-3で敗れて4位に転落したが、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権は確保した。
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CL出場権獲得が掛かる3位ドルトムントと4位ホッフェンハイムの直接対決。均衡を破ったのは本拠地のホッフェンハイム。前半26分にドルトムントGKロマン・ビュルキがバックパスのコントロールにもたついているところへ猛プレスを仕掛けてミスを誘発すると、ボールを奪ったFWアンドレイ・クラマリッチが右足のシュートでネットを揺らした。
ドルトムントは1点ビハインドで迎えた後半13分に反撃。パス交換で左サイドを崩すと、MFラファエル・ゲレイロのパスを上手く足もとに収めたMFマルコ・ロイスが倒れ込みながらも泥臭くゴールへ蹴り込んだ。
しかし、同点となったのも束の間。同18分、ホッフェンハイムのFWサライ・アーダームがGKとの1対1を制して勝ち越しに成功した。さらに28分にはセットプレーからDFパヴェル・カデジャーベクが押し込んでダメ押し。ホッフェンハイムが3-1で勝利を収めた。
香川は3失点目直後の後半29分にFWアンドレ・シュールレとの交代で2月10日のハンブルガーSV(2-0)戦以来12試合ぶりにピッチに立った。前線中央でゴール前に飛び込むプレーも見せたが、20分弱の出場で得点には絡まなかった。
3チームが勝点55で並ぶ大接戦となったCL出場権争いは、3位ホッフェンハイムと4位ドルトムントが手にした。5位レバークーゼンはハノーバーに3-2で快勝するも、得失点差でわずかに及ばず5位フィニッシュとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)