昨季J1得点王が衝撃の20m「弾丸キャノン砲」 川崎エースFW小林の鮮烈弾に会場騒然
川崎が小林の一撃で追いつき、後半アディショナルタイムのゴールで劇的勝利
J1川崎フロンターレが12日のリーグ第14節柏レイソル戦に臨み、敵地で2-1と逆転勝利を収めた。逆転劇の発端となったのは、川崎のキャプテンを務めるFW小林悠のスーパーミドルシュートだ。ファンからは「ゴラッソ」「ズドーん」など反響を呼んでいる。
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先制したのはホームの柏だった。前半32分、MF伊東純也に華麗な一撃を決められた川崎は0-1と劣勢で後半を迎えた。しかし後半13分、昨季J1リーグ得点王のエースFW小林が魅せた。
川崎は敵陣中央で素早いプレッシングからボールを奪取。こぼれ球を拾った小林がドリブルでボールを持ち運ぶなか、柏も2選手が対応を見せる。小林がややスピードを落としてタイミングを見計らうと、相手ペナルティーエリアの手前から思い切り良く右足を強振。ゴールまで約20メートルの位置から放たれた強烈な一撃は、柏の日本代表GK中村航輔の牙城を打ち破ってネットを揺らす。三協フロンテア柏スタジアムは、落胆と歓喜が入り混じり騒然となった。
試合はその後、後半アディショナルタイムに途中出場の川崎MF鈴木雄斗がJ1初出場初ゴールを決めて、劇的な形で2-1の逆転勝利を収めている。DAZN公式ツイッターでは小林と鈴木のゴール動画を配信。小林の鮮烈弾については「小林悠の強烈なキャノン砲が炸裂! キャプテンのスーパーゴールで川崎Fが同点に追いつく!」と伝えている。返信欄では「ゴラッソ」「ズドーん」「ビッグゴール」など称賛のコメントが並んだ。
リーグ連覇を狙う川崎は、試合前の時点で首位サンフレッチェ広島と勝ち点13差だった。勝ち点を取りこぼせばその差は拡大していたが、小林が反撃の狼煙を上げる一撃で流れを引き寄せ、劇的勝利につなげている。広島も勝利したため勝ち点差は縮まっていないものの、昨季得点王と王者が底力を見せつけた形だ。