今季大ブレークのチェルシーDFにサンプドリア移籍の可能性が浮上

モウリーニョ監督も一目置くズマ

 チェルシーのDFクル・ズマにサンプドリア移籍の可能性が浮上していることを英地元紙「メトロ」が報じている。
 ズマは今季、ASサンテティエンヌからチェルシーに加入すると、公式戦26試合に出場。キャピタル・ワン杯では、中盤の底で先発フル出場を果たし、優勝に貢献した。
 ジョゼ・モウリーニョ監督はズマに対し、「ケーヒルとポジション争いをするまでに成長した」と若き才能に賛辞を惜しまなかった。
 しかし、チェルシーはレアル・マドリードのDFラファエル・バランの獲得に動くなど、即戦力のCBの補強に積極的な姿勢を見せている。そのこ とから、来季はズマにとってより難しいシーズンとなる見方が強い。
 そこで、セリエAのサンプドリアがズマの獲得に動いていると伝えられている。オーナーを務めるマッシモ・フェレーロ氏は「ズマの引き入れにトライしているところだ」と獲得に動いていることを明言していた。
 モウリーニョ監督も「圧倒的なフィジカルに魅力を感じている」とズマの素質にほれ込んでいるため、完全移籍での放出は考えにくい。だが、武者修行としてレンタル移籍をさせる可能性は十分にありそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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