エバートン監督、米MLS行き合意報道のルーニーに言及 「私と対立したりしていない」
アラダイス監督は交渉への関与を否定 「彼と話した時に知ることになる」
エバートンは5月13日のプレミアリーグ最終節を前に8位につける。チームを率いるサム・アラダイス監督は、連日報道されている元イングランド代表FWウェイン・ルーニーの米MLS(メジャーリーグサッカー)移籍について、「ルーニーは出て行くことを求めたり、私と対立したりしていない」と強調した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
元代表主将ルーニーの移籍報道は、イングランド国内でも大きな話題を呼んでいる。英公共放送「BBC」は10日、移籍金1250万ポンド(約18億5000万円)、2020年までの契約で大筋合意に達していると伝えられていた。
そんななか、11日に最終節のウェストハム戦に向けた記者会見に臨んだ “ビッグサム”ことアラダイス監督は、「状況について私が理解していることは、交渉が行われているのは確かなようだ」とルーニーが移籍に向けて交渉の場を持っていることを認めた。
もっとも「私は交渉に関与していない」と断言。「D.C.ユナイテッドから関心があるようだ。私は今日、彼と話した時に(どんなことになっているのかを)知ることになるだろう」とし、自身の考えを明かしている。
「もし選手が出て行きたいのならば、私は理解できる。ルーニーは出て行くことを求めたり、私と対立したりしていない。我々は二人の大人として話をする」
アラダイス監督との会話のなかでルーニーはどんな言葉を語るのか。不透明なルーニーの移籍報道は、もう少し続きがありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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