ふわりと浮かせエリア外から“美しいボレー弾” GK茫然の「衝撃テクニック」に反響
ゴイアスの28歳FWマラニョンが圧巻ゴール、「プスカシュ賞候補」と海外メディア絶賛
ブラジルカップ16強第2戦が10日に行われ、ホームのグレミオが3-1でゴイアスに勝利し、2戦合計スコアでも5-1で上回ったグレミオが8強に駒を進めた。力負けしたゴイアスだが、一時同点に追いついたエリア外からのスーパーゴールが注目を浴びている。
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試合は前半14分にホームのグレミオが先制し、優位に試合を進めた。だが後半7分にゴイアスも反撃に出ると、28歳のFWマラニョンが圧巻のプレーを披露する。
左サイドから打開を図るゴイアスは、グレミオのペナルティーエリア手前まで侵入。味方からやや勢いの強いパスを受けたマラニョンだが、左足のアウトサイドで巧みにコントロールして前方にボールを浮かした。グレミオの選手が二人寄せるなか、そのまま空中に浮いたボールを落とさずにエリア左から左足を一閃。虚を突かれた形の相手GKは反応が遅れ、シュートはゴール左上の絶妙なコースを突いてネットを揺らす。衝撃の一撃にGKは茫然といった様子だった。
美しいボレー弾について、サッカー界の年間最優秀ゴールに贈られる「プスカシュ賞候補」と絶賛したのは、ペルーメディア「デポル・コム」だ。「エリア外からの壮観なボレー弾」と評し、「衝撃のテクニック」と絶賛している。
「マラニョンはエリア外でボールを受ける落ち着かせると、バー直撃のボレー弾を決めた。グレミオのGKはただ写真のために飛んだだけだった」
GKの横っ飛びもスーパーゴールを強調するための演出にすぎないと記事では伝えている。もっとも、試合はその後にグレミオが2点を追加し、ゴイアスは1-3で敗れた。完敗したゴイアスだが、マラニョンの美しき一撃は高い評価を得ているようだ。