パチューカ本田が豪州へ!? 現地サッカー連盟セレクトの“獲得可能候補6人”に浮上
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サラリーキャップ制度の制限を受けない「マーキープレーヤー」の候補に挙がる
日本代表FW本田圭佑は、今季限りでパチューカとの契約が切れるため、その去就が注目されている。欧州やJリーグへの復帰説も浮上するなか、オーストラリアサッカー連盟(FFA)がサラリーキャップ制の制限を受けない“マーキープレーヤー”の候補6人に本田が浮上したという。現地テレビ局「SBS」やスポーツ専門サイト「The Roar」などが一斉に報じている。
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本田は2018年からスタートしたリーガMX(メキシコリーグ)後期リーグで圧巻のパフォーマンスを披露。7得点7アシストといずれもチームトップの成績を残し、チームの攻撃を力強く牽引した。惜しくも優勝決定プレーオフに進出できる8位以内に一歩及ばず、4月28日に行われた最終節アトラス戦(0-0)でシーズン終了となったが、メキシコ挑戦1年目で確かな足跡を残した。
本田は3日に帰国してトレーニングを再開。今年6月で現行の契約が切れるため、スペインや米MLS(メジャリーグサッカー)、Jリーグなどが移籍先候補に浮上するなか、オーストラリアも新たに挙がっている。
オーストラリアのAリーグは、サラリーキャップ制度を導入。チーム全員の年俸合計額が日本円にして約1億7000万円以下と定められている。ただし、各クラブともその制限を受けない「マーキープレーヤー」を1名獲得することが可能。今回、FFA選出の“例外”候補6人のリストにホンダの名前が挙がったという。
オーストラリアテレビ局「SBS」のサッカー番組「The World Game」は「ホンダがAリーグのマーキーヒットリストに」と伝えた一方、オーストラリアのスポーツ専門サイト「The Roar」は「Aリーグのクラブが日本人スターのケイスケ・ホンダを獲得した場合、今よりも状況が悪くなる可能性がある」と高額年俸で経営を圧迫するリスクがあることを指摘している。
過去には、元日本代表FW三浦知良(シドニーFC/現・横浜FC)や同MF小野伸二(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ/現・北海道コンサドーレ札幌)ら日本人スターがAリーグでプレー。バルセロナからの退団が決まったスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの移籍も噂されるなか、本田もオーストラリアに渡ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)