ファルカオの求める締め切り期限は6月14日 チェルシー移籍なるか?

コパ・アメリカ前に将来を決めたい意向

 マンチェスター・ユナイテッドを退団したFWラダメル・ファルカオは、チェルシーへの移籍を、コロンビア代表として出場するコパ・アメリカ初戦の14日までに確定させたい意向だと、英地元紙「テレグラフ」が報じた。
 ファルカオは今季、ASモナコから1年間の期限付き移籍でマンUに加入した。だが、約25億円という高額な年俸に見合う活躍ができず、リーグ戦わずか4ゴールでシーズンを終えた。最終的にマンUは約83億円での買い取りオプションの行使を辞退。モナコへの帰還が決まっていた。
 一方、今季2冠を達成したチェルシーは、FWディディエ・ド ログバの退団が正式に決定。その後釜を探していた。ジョゼ・モウリーニョ監督は、今季失意に終わったファルカオを今でも評価しているようで、獲得に関心を示しているという。
 しかし、その高額な違約金から、完全移籍での獲得ではなく、マンUと同じ期限付き移籍での加入を望んでいる。また、20億円を超える年俸もチェルシーが獲得を渋る要因となっているようだ。
 ファルカオは「イングランドに留まりたい」と明言しており、チェルシーの加入を強く望んでいると伝えられている。
 移籍については、「コパ・アメリカの初戦を戦う前、できれば来週中には決めたい」と口にしており、ファルカオは最低でもコロンビア代表としてベネズエラ戦を迎える14日までには、自身の将来が決定 していることを熱望していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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