名門インテルが新守護神を補強か ブッフォンの後継者として期待の伊代表GK浮上
インテルGKハンダノビッチに退団の可能性、後継者としてジェノアGKペリン獲得も
イタリアの名門インテルが、2012年から守護神を務めてきた元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチと別れを告げる可能性が浮上し、後継者にはイタリア代表GKが浮上している。イタリアTV局「プリモ・カナーレ」が報じた。
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ハンダノビッチは12年夏にウディネーゼから加入すると、インテルのゴールマウスに君臨してきた。反応鋭いセービングと、驚異的な強さを見せるPKストップは、数々のゲームで勝ち点をチームに与えた。この間にタイトルなどはそれほど恵まれなかったが、ハンダノビッチの存在がなければインテルはさらなる低迷に陥っていた可能性もあった。
しかし今季は、そのパフォーマンスも低下が指摘されており、特に4月28日のユベントス戦で逆転負けした際、2失点目の角度のないシュートに反応できず、3失点目で飛び出しに躊躇したプレーも批判の対象になっていた。
ハンダノビッチが放出となった場合、後継者としてジェノアのイタリア代表GKマッティア・ペリンの獲得を狙うことになるという。イタリア代表GKは、絶対守護神ジャンルイジ・ブッフォンが今季限りで引退する可能性が高く、その後継者の地位を若手GKたちが争っている。現状、ACミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマが一歩リードとされているが、1992年生まれのペリンもまた常に期待を受けてきた存在だ。
ペリンがインテル行きとなり、ドンナルンマがミラン残留となれば、イタリア代表の正守護神を巡ってミラノの両雄のGKが争うという興味深い構図も生まれる。インテルはハンダノビッチの後継者問題を、ペリン獲得で解決することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)