バルサFWデンベレ、50mドリブル&芸術的ループ弾に称賛 「ショー」「輝いていた」
ビジャレアル戦で独力でのドリブル突破から鮮やかなロブショットでネットを揺らす
今季のリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナは、現地時間9日のビジャレアル戦で5-1と勝利を飾り、昨季から続く連続無敗記録を「43」に伸ばした。なかでも、ゴールラッシュを締めくくったフランス代表FWウスマン・デンベレの“高速カウンター”が注目を集めている。
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バルセロナは現地時間4月29日のリーグ第35節デポルティボ戦(4-2)で勝利して2年ぶり通算25度目の優勝を達成し、無敗でのタイトル獲得に向けて邁進している。ビジャレアル戦でも、前半11分にブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが先制点を挙げたのをきっかけに前半だけで3ゴールを奪取。後半に1点を返されるも、デンベレがダメ押しの4点目を決めて迎えたアディショナルタイムだった。
CKを得たビジャレアルはゴール前でシュートを放つも、ボールはバルサのコロンビア代表DFジェリー・ミナに当たって前線に残っていたデンベレの元へ。センターサークル付近でボールを拾ったデンベレは前を向いて一気に加速する。足を出してきたDFを一枚かわすと、さらに小刻みなタッチで駆け上がってペナルティーエリア内に侵入。相手GKとDFが寄せてきたタイミングで左足でボールを浮かせてループシュートを選択し、鮮やかにビジャレアルのゴールネットを揺らした。
約50メートルを8秒で駆け抜けた高速カウンターを、衛星放送「ビーイン・スポーツ」は「フランス人ウインガーはカウンターアタックで50メートル以上を走り、ビジャレアルのディフェンスを置き去りにした」と速報。「最後にロブショットで締めた。シーズンを代表するゴールの一つ」と称えている。
また、フランス紙「Ouest-France」も「デンベレがビジャレアルに対してショー。彼は誰の助けも必要としなかった。輝いていた」と圧巻の個人技にスポットを当てている。
昨夏に1億500万ユーロ(約137億円)+ボーナスの高額移籍金で加入したデンベレ。故障で二度離脱するなどシーズンフル稼働とはいかなかったが、真価を発揮している。