セスクがアーセナル時代の恩師ベンゲルの偉大さを力説 「英国のフットボールを変えた」
アーセナル時代に8年間共闘 「退任を聞いた時は悲しい一日になった」
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、22年間の長期政権を築いた名門からの退団が決定している。そんな名将に対し、寵愛を受けたスペイン代表MFセスク・ファブレガス(チェルシー)が自身の思いを告白した。
2003年のU-17世界選手権(現U-17ワールドカップ)でスペイン代表の一員として準優勝&大会最優秀選手と結果を残したセスクは、同年にバルセロナの下部組織からアーセナルへと移籍。当初はユース所属だったがすぐにトップチームデビューを果たすと、その後ベンゲル監督の下で8年間プレーし、司令塔として公式戦300試合以上に出場した。また08年にはクラブ史上2番目の若さでキャプテンを託されるなど、11年にバルセロナへ移籍するまで恩師とともに多くの経験を積んできた。
現在チェルシーに所属するセスクは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに答え、「彼は特別な男であり、特別な人物だ」とベンゲル監督に対する思いを告白。そして、恩師のサッカー哲学がプレミアリーグへの印象を変えたと力説した。
「フットボール、そして僕は、彼がアーセナルを去ることをとても寂しく感じることだろう。退任を聞いた時は、僕にとって悲しい一日になった。彼はイングランドのフットボールを変えた人なんだ」
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