シュクルテルがリバプールからの契約延長を拒否 「受け入れがたい契約」

移籍も示唆

 リバプールのスロバキア代表DFマルティン・シュクルテルはクラブから契約更新のオファーを受けたが、その提示に「受け入れがたい」と激怒し、契約更新を拒否したと、ESPNが報じた。
 来季終了時点で契約満了となるシュクルテルは契約期間を1年間残して延長オファーを受けたという。だが、スロバキアの「Aktualne.sk」でインタビューに応じたDFラインの要は「私には受け入れがたい。これは、私よりもずいぶん年上の選手か、健康面に問題を抱えている選手に対して出される契約だと思う。この私への契約は受け入れられない。だから、サインしなかった」と語ったという。
 契約延長を固辞したシュクルテルは30歳を迎えた。プレミアリーグでは30歳を過ぎた選手に1年契約以上提示しない風潮が存在するが、シュクルテルはリバプールの条件に怒りを覚えた様子だ。
「契約は1年間残されている。他のクラブからの興味や、さまざまな観測もあるが、我々はどうなるか見るつもりだ」
 ストッパーは、移籍も辞さない覚悟も示した。今季は、6位に終わり、無冠となった。バルセロナに移籍したエース離脱によって崩れたチームを嘆いた。
「我々は失敗した。なぜなら目標を達成できなかった。5位で終わろうが6位だろうが、関係無い。どのみちチャンピオンズリーグに出場できないのだから。重要な要素はルイス・スアレスの離脱。そして、フィールド上であまりに多くの 失敗が起きた。このチームは十分強かったのに」
 バルセロナの一員として“MSN”と呼ばれる最強3トップを結成しているウルグアイ代表FWスアレスの不在を埋められなかったと指摘し、今季のチームを「失敗」と厳しく総括していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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