キエッリーニがCL決勝欠場へ スアレスとのブラジルW杯の因縁対決ならず
左ふくらはぎを負傷
ユベントスのイタリア代表DFジョルジオ・キエッリーニが、6日のベルリンで行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝にふくらはぎの故障で欠場することが分かった。クラブの公式サイトが伝えている。
ユベントスは、決勝の地・ベルリンに向かう前日の3日午前、ビノーボのクラブハウスで最終練習を行った。だが、そこにはキエッリーニの姿がなかったという。
公式サイトによると、ストッパーは、その日、足に違和感を訴えて精密検査を受けた。その結果、左足ヒラメ筋の筋膜炎が発覚し、「土曜日のバルセロナとの決勝戦は欠場することになる」とリポートしてい る。
キエッリーニはユベントスDF陣の中核選手で、離脱はマッシミリアーノ・アッレグリ監督には悲報となる。
キエッリーニは、昨年のブラジル・ワールドカップ1次リーグのウルグアイ戦でバルセロナFWルイス・スアレスと競り合った際、肩をかみつかれたことが話題を呼んだ。
MSNと呼ばれるメッシ、スアレス、ネイマールというバルサの誇る最強3トップと、ユベントスの伝統的な堅守の対決に加え、スアレスとキエッリーニの再戦も見どころとなっていた。だが、キエッリーニの故障離脱で実現はかなわぬ夢となった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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