広州恒大が“DIYユニフォーム”を着用させたスタッフに罰金処分 「ブランドに傷つけた」

広州恒大5番のチャンが、出血でユニフォームを交換したのだが…【写真:Getty Images】
広州恒大5番のチャンが、出血でユニフォームを交換したのだが…【写真:Getty Images】

5番チャンが出血でユニ交換 15番の「1」をテープで覆い、5番として使うお粗末対応

 中国1部の広州恒大は、8日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の天津権健戦(0-0)で、DFチャン・リンペンにテープを貼った“即席ユニフォーム”で試合を続行させたチームスタッフに罰金処分を下したと発表した。チームの「ブランドに傷をつけた」という理由で決断に至ったという。

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 チャン・リンペンは試合途中に鼻血を出し、ユニフォームに付着。新しいものとの交換を求められたが、すぐには予備のものが見つからず、チームは急きょ15番のユニフォームの「1」の部分を黄色いテープで覆い、チャンの5番として使用した。

 チャンはその即席ユニフォームでしばらくプレーした後、正式なものに着替え直してプレーしていた。

 しかし、クラブはこれをブランドイメージに深刻な傷をつけたとし、ゼネラルマネージャーのガオ・ハン氏を含む5人のスタッフに罰金処分を下したという。声明では「チームのユニフォームに関して大きな誤りがあった」と発表した。

 英公共放送「BBC」は「広州恒大はDIYシャツでスタッフに罰金」と報道。緊急事態とはいえ、プロとしてはあまりにお粗末な対応が浮き彫りとなってしまった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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