浦和、マルティノス&李の今季初ゴールで2-0勝利 名古屋はグループステージ敗退決定

李忠成は、今季公式戦初ゴールを奪った【写真:Getty Images】
李忠成は、今季公式戦初ゴールを奪った【写真:Getty Images】

オリヴェイラ体制移行後初の4バックシステムを採用

 ルヴァンカップのグループステージ第5節が9日に行われ、浦和レッズと名古屋グランパスの一戦はホームの浦和が2-0で勝利。名古屋は敗退が決まった。

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 浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は、就任から初めて4バックをチョイスしてこのゲームに臨んだ。4-2-3-1システムでトップ下にはMF山田直輝が入り、MFマルティノスやFW李忠成といった、これまで出場機会が少ない選手を中心に前線を構成した。

 浦和は名古屋のハイプレスに手を焼く立ち上がりになったが、前線が結果を出して流れを作った。前半32分、MF武富孝介が左サイドから右足アウトサイドでゴール前を横切るクロスを入れると、ニアサイドに走り込んだ李がマークを引きつけてスルー。背後からフリーでゴール前に進出したマルティノスが難なく決めて先制に成功した。マルティノスは、これが浦和加入後の公式戦初ゴールとなった。

 浦和が1点リードで始まった後半は、名古屋がボールを保持する時間の長い展開になった。それでも浦和の最終ラインを崩せずに時間が流れると、同20分に浦和は中盤で前を向いたMF阿部勇樹が丁寧なスルーパスを出すと、李が完全にフリーで抜け出した。飛び出してきたGKまでドリブルでかわした李が無人のゴールに今季公式戦初ゴールを流し込んで追加点を奪った。

 危なげのない試合運びで2-0の勝利を収めた浦和は勝ち点を10に伸ばした。一方で名古屋は勝ち点3のままとなり、1試合を残して敗退が決まった。グループCのもう1試合はガンバ大阪がサンフレッチェ広島に対して3-2の逆転勝利を飾り、G大阪が勝ち点9、広島が勝ち点7となり、グループを突破する2チームの決定は16日の最終節に持ち越された。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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