Rソシエダのモイーズ監督、プレミア3クラブが関心もスペイン残留へ

ソシエダ会長「彼はイングランド復帰の可能性をほのめかしたこともない」

 レアル・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督はプレミア複数クラブから関心を持たれていると伝えられているが、どうやら来季もスペインに留まることになりそうだ。英地元紙「テレグラフ」が報じている。

 モイーズ監督は2014年4月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任。その後、同年11月にソシエダの監督に就任していた。

 スペインでの指揮で評価を高めたスコットランド人監督に対し、現在はニューカッスル、サンダーランド、ウェストハムというプレミアクラブが招聘を望んでいると伝えられている。しかし、ソシエダのジョキン・アペリベイ会長はモイーズ監督の退任を否定しているいるという。

「モイーズはこのこと(プレミアからの関心)について何も話してこない。メディア発信の噂は聞いているが、彼はイングランド復帰の可能性をほのめかしたこともない」

 モイーズ監督は就任時に2016年6月までの契約を結んだ。アペリベイ会長も「我々が昨年デイビッド・モイーズを連れてきたのは、チームの構造上において重要な決断だった。彼も、1月から来季についてのプランを持っている」と語っており、当初の契約を全うすることになりそうだ。

 モイーズ監督はユナイテッド時代に失いかけた自信と名声を、スペインで着実に取り戻しつつある。シーズン途中からの指揮でチームを残留に導いたその手腕で、来季はさらなる飛躍を目指す。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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