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元スペイン代表GKカシージャスがポルト残留を希望 「私はもう1年続けたい」
ポルト加入後初のリーグ優勝を達成、今季限りで契約満了
現在ポルトガルリーグのポルトでプレーする元スペイン代表GKイケル・カシージャスは、クラブが契約を更新せず今季限りで退団することが報じられていたが、かつてレアル・マドリードで活躍した名守護神は残留の意思を表明した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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カシージャスの所属するポルトは、現地時間5日に行われていた2位ベンフィカと3位スポルティングCPの試合が0-0の引き分けに終わったことで、2012-13シーズン以来28度目のリーグ優勝を決めた。15年にレアルからポルトへと移籍を果たしたカシージャスにとっては初のリーグ制覇となった。
そんなカシージャスは、改めて古巣レアルに対する思いを自身の言葉で述べている。
「レアル・マドリードは僕にすべてのことを与えてくれた。私は大きな試合でプレーすることができたし、タイトルを獲得し、代表チームでプレーすることもできた。今後も常にレアルに感謝するだろうし、私はサポーターとしてチームを見て楽しむよ」
そして「事実としてタイトルを獲得することは重要なんだ。それがモチベーションになるからね。もし長い時間勝利することができなければ、絶望的な気持ちになるんだよ」と語りつつ、今季限りでの退団が報じられている自身の去就に対しては「私はもう1年続けたいと思っている。私は短期的に物事を計画して、その瞬間を楽しみたいんだ」と思いを明かしている。
また、6月に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)については、「代表から引退したわけではない。でも(スペイン代表監督のフレン・)ロペテギが他の選手を選んでいることには理解しているつもりだ」と語ったカシージャス。W杯でプレーする準備はできているとも明かしている名GKの元へ、ポルトとの契約更新とともに、代表復帰の朗報が届くことはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)