フットボール界の浄化に期待を集める10人 英紙がFIFA次期会長候補を特集

ジーコ氏も出馬をほのめかす

 8番目はシェイク・ファハド・アル=サバーハ氏。クウェートのFIFA 理事は、有力候補とみなされている。「強い影響力を持つ存在で世界中のサポートを手にできる。現時点では有力候補」と、評価されている。
 9番目は、かつてFIFA高官を務めたジェローム・シャンパーニュ氏。かつてブラッター会長の側近として事務局長代理を務めていたフランスの元外交官は、今回の選挙戦出馬に名乗りを上げたが、十分な支持を取り付けられずに辞退していた。「FIFAというマシーンの構造を熟知する内部候補」と評価されている。
 最後は現役時代にトットナムなどで活躍した元フランス代表MFダビド・ジノラ氏。前回の会長戦で出馬を示唆し、ブラッター会長の方針に批判的な発言を繰り返していた。だが、「可能性は低い」と分析されている。
 会長選を行う臨時総会は12 月以降に予定されている。現時点では本命プラティニ会長となっている。元日本代表監督のジーコ氏が、自身のフェイスブックで出馬をほのめかす発言をしている。今後は、この10人以外の候補者も現れるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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