フットボール界の浄化に期待を集める10人 英紙がFIFA次期会長候補を特集

前会長の票集めのキーマンも候補に

 4番手はシェイク・サルマン・ビン・イブラヒム・アル・カリファ氏。FIFA副会長で、バーレーン王族のアジアサッカー連盟会長は、ブラッター会長当選時の票固めの「キーマンだった」とされており、ブラッター寄りの存在とリポートされている。そのため、「欧州での支持集めには苦労するだろう」とも指摘している。
 5番目に名前が挙がったのは、ヨルダンのアリ・フセイン王子。このFIFA副会長はブラッター会長と対峙(たいじ)し、73票を手にした。会長選出馬に前向きな姿勢を打ち出している。
 6番目は、オランダサッカー協会のミハエル・ファン・プラーグ会長。元アヤックス会長は1月に ブラッター会長への批判的な姿勢を強め、選挙戦に出馬を表明した。だが、あまりのブラッター会長の盤石な票固めに直面し、出馬を取りやめてアリ王子の支援に回った。記事では「彼はすでに67際でフットボール界の求める新たな顔にはならないかもしれない」とし、腐敗したFIFAのイメージ刷新には年齢面がネックになると指摘している。
 7番目は北中米カリブ海サッカー連盟のアルフレド・アウィ会長。ジェフリー・ウェブ前会長が贈収賄などの容疑で告発され、新会長に就任した。管轄地区のカナダで女子W杯とコパアメリカも行われるため、存在をアピールするチャンスはやってくるという。

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