イニエスタに「神戸からオファーなし」 移籍先最有力は豪州とスペイン紙報道
過熱する去就報道、「スポルト」紙は「オーストラリアが望ましい目的地」と指摘
バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、J1ヴィッセル神戸への移籍で合意に達したとスペインメディアで報じられ、日本では大きな話題となっている。しかし、その一方でスペイン紙「スポルト」は神戸からの正式なオファーはまだなく、オーストラリアのAリーグが新天地の有力候補だと報じている。
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イニエスタは4月27日にバルセロナで記者会見を開き、涙ながらに退団を表明。欧州以外のクラブへの移籍を明言し、以前から噂になっていた中国1部重慶力帆への移籍が濃厚と見られていた。
しかし、重慶は7日にイニエスタ獲得を否定した。そこで突如浮上したのが神戸への電撃移籍だ。スペインメディアでは年俸2500万ユーロ(約32億円)の3年契約で合意と報道。バルセロナのスポンサーである楽天の会長兼社長で、神戸のオーナーを務める三木谷浩史氏が先導して交渉を進めたと言われている。
「スポルト」紙も、このニュースを取り上げた。中国クラブが撤退した争奪戦について「日本とオーストラリアがイニエスタ獲得を試みている」との見出しで紹介している。
すでに神戸移籍で合意したと報じられていることにも触れられているが、同紙は「選手は日本のクラブからのオファーを受けていない」とした上で、「オーストラリアが望ましい目的地」と一連の報道を否定している。果たしてイニエスタを巡る争奪戦を制するのは、どのクラブになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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