レアルのベニテス新監督、古巣復帰に歓喜 「我が家に帰ってきた」

攻撃的なサッカーを約束

 レアル・マドリードの新監督に就任したラファエル・ベニテス監督が就任会見に望み、抱負を語った。スペイン地元紙「マルカ」が伝えている。
 スペイン人指揮官は、過去にレアルのリザーブチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャBや、レアル・マドリードU-19の監督を務めた。
 そして、新監督就任の喜びをこう語った。
「とても感情的な一日だ。我が家に帰ってきた。トロフィーを勝ち取り、チームが良いプレーをするなど、物事が全て良い方向に進むことを願っている。私は自分の仕事をやり遂げ、信頼に応えたい」
 1995年以来20年ぶり に帰還した古巣での指揮に、思いもひとしおのようだ。
「このチームは常に上を目指し、いいフットボールで勝利することが求められる。システムについてはさまざまな議論がされるだろうが、これだけタレントがそろっていればやることは明白だ。我々は攻撃的に、たくさん得点を取る必要がある」
 カルロ・アンチェロッティ前監督は1年目の昨季、欧州制覇を成し遂げた。しかし、今季はクラブ・ワールドカップを制したが、そのほかのタイトルを失い、わずか2年でチームを去ることになった。
 ベニテス監督も同様にタイトルという結果を求められる。厳しい環境でのプレッシャーに打ち勝ち、その実力を示すことはできるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集 部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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