「好きなようにファウルできる」 バルサDFピケ、“波乱のクラシコ”での挑発発言発覚
S・ロベルトの退場場面でレアルのカゼミーロを挑発 同胞のナチョに対しても耳打ち
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、現地時間6日に行われたレアル・マドリードのエル・クラシコで試合中に対戦相手のブラジル代表MFカゼミーロに対して「お前はイエローカードを受けないから、好きなようにファウルができる」と挑発的な発言をしていたことが分かった。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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伝統のエル・クラシコだが、この試合ではアレハンドロ・エルナンデス主審のジャッジの不安定さや、試合前のパシージョ(優勝の花道)問題など選手のプレー以外に関する話題が大きな注目が集めていた。
そうしたなかで、バルサDFピケはその過激な発言がクローズアップされている。
前半終了間際にバルセロナのスペイン代表DFセルジ・ロベルトがブラジル代表DFマルセロを小突いて退場となった場面で、ピケはカゼミーロに「お前はイエローカードを受けることはないから、好きなようにファウルができるな」と挑発していた。そのやり取りの様子は中継カメラに映っていたようだ。
これだけでなく、ピケはハーフタイム中にもレアルの選手を“口撃”している。後半キックオフを待つトンネル内でレアルのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスに歩み寄り、口元を手で隠しながら耳打ち。記事によれば、ピケは「俺たちはこのクソな判定があってもリーグ優勝したんだ」と言い、それにナチョが「僕らの選手がもう17度も退場させられていることはどう説明するんだ?」と反論していたという。
歯に衣着せぬ発言で物議を醸すことの多いピケ。ヒートアップしたクラシコでまたも注目を集めている。